耐雷トランスとは

■耐雷トランスとは
■耐雷トランスの効果
■耐雷トランスの仕組み
■当社の耐雷トランス

耐雷トランスとは

耐雷トランスとは、雷サージに対する耐電圧性能を向上させたトランスです。
通常のトランスとは異なり、一次巻線と二次巻線との間に絶縁材料と静電遮蔽(静電シールド)が施されており、これによりコモンモードサージ*1を大幅に減衰させることができます。
耐雷トランスはSPD以上の保護効果が期待できる製品です。
耐雷トランスには電源用及び通信用があります。

*1 雷サージは本質的に電源線路や通信線路にコモンモードサージとして侵入します。

通常のトランスの回路記号

静電シールド付きのトランス
(耐雷トランス)の回路記号

耐雷トランスの効果

耐雷トランスは、次のように動作することで電気機器を雷サージから保護します。

① 雷サージが侵入
② 耐雷トランスの耐電圧によって雷サージの侵入を防ぐ

※通常使用している電源電圧(交流)はトランスの動作原理によって機器側へ供給可能です。

耐雷トランスの仕組み

通常の電源電圧(交流の場合)
トランスとしての原理は一般のトランスと同様です。一次巻線間の電圧変化が磁束の変化としてトランスのコアを通り、トランスの二次巻線間に磁束変化に応じた電圧が現れます。
雷サージ(コモンモード)の場合
一次巻線と大地との間に侵入してきた雷サージは、耐雷トランスの強化された一次巻線と静電シールドとの間の耐電圧性能と静電シールドによる遮蔽効果によって、二次巻線と接地間には大きく減衰して現れます。(1/1000程度)

当社の耐雷トランス

※鉄道用の耐雷トランスについては、別途こちらからお問い合わせください。