接地の種別 | A種 B種 C種 D種

接地を行う目的はさまざまですが、その目的によって取るべき接地抵抗値が規定されています。接地工事には、電力用、通信用、雷防護用がありますが、電力用はどのような電力線に使用するかによってさらに4つの種別に分けられます。

A種:高圧用の電気機械器具の金属製外箱、避雷器などに施す接地工事。高圧機器による感電等の災害防止用の接地工事。

B種:高圧と低圧を変成する変圧器の低圧側1線に施す接地工事。

C種:300Vを超える低圧電気機械器具の金属製外箱や金属管などに施す接地工事。

D種:300V以下の低圧電気機械器具や金属製外箱および金属管などに施す接地工事。

 

こうした種別によって、取るべき接地抵抗値の上限も異なります。表に、接地種別と接地抵抗値を示します。

表 接地種別と接地抵抗値

用途 種別 接地抵抗値 法規等
電力 A種 10 [Ω] 以下 電気設備技術基準の解釈
電力 B種 150/I* [Ω] 以下 (注1) 電気設備技術基準の解釈
電力 C種 10 [Ω] 以下 電気設備技術基準の解釈
電力 D種 100 [Ω] 以下 電気設備技術基準の解釈
通信 通信用 1 ~ 30 [Ω] (注2) 規定なし
通信 MDF用

10 [Ω] 以下 (注3)

規定なし

* I は地絡電流

注1: 1秒を超え2秒以内に自動的に高圧電路を遮断する装置を設置する場合は300/I[Ω]以下、1秒以内の場合は600/I[Ω]以下

注2: 装置やビル内の端子数により異なる(NTT内規)

注3: NTT内規


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