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雷を知る!基礎知識 - 7. 雷から身を守るために

 
日本では毎年数人が雷によって命をおとしている。 交通事故と比較すればその数はごくわずかであるが、雷に打たれる悲劇はできるだけ避けたいものである。雷から自分の身を守るのに必要な知識について、日常生活の上で具体的に役立つ様な例を下記にあげます。
 
 

家屋の軒先で雨宿りや屋内においても壁や柱の側は危険である。

 
一般的には、安易に雨宿りを軒先でしがちである。また、常識的に屋内は安全であると思われている。しかし、雷(電流)は、物体の中を流れるとき、表面の方を多く流れ、中心部を流れる電流は少なくなるという表皮効果があり、 このために軒先や柱の側は危険なのである。
 
 
図   図
 
 
 

周囲の木より高い木の幹に寄りそい雨宿りすることは危険である。

 
図   雷(電流)の表皮効果により、木の幹の側は大変危険である。
表皮効果:高周波電流が導体を流れる時、周波数が高くなるほど電流が表面へ集中する現象
 
 
 

車の中や電車は、アースがとれているので安全である。

 
上記の通り、車や電車の中は安全である。 しかし、車を運転している場合閃光と大音響のため運転を誤る可能性があるため必ず停車して 雷が通りすぎるのを待つことが重要である。
 
 
図   図
 
 
 

雷から身を守るための正しい知識

 
  1. 高く尖った物には落雷しやすい。正解
    たとえ絶縁されたプラスチックの柄でも人が二人並び片方が傘をさしているとそちらに落雷する。
  2. 金属を身につけていると落雷しやすい。間違い
    金属が身体から上に出っ張っていない限り、無関係であることが実験的に認められている。
  3. 長靴やゴム合羽のような絶縁的で身体をおおっていると落雷しにくい。間違い
    全く関係がないことが実験的に証明されている。
  4. 近くに落雷があったとき、地面にひれ伏しているのは危険。正解
    地面にひれ伏していると落雷は受け難くなるが、落雷位置によっては、手から足に雷電流が流れ、危険な場合もある。
  5. 直接落雷を受けた人は死亡する。間違い
    直接落雷をうけても 統計的に20%の人が命をとり止めている。
  6. 高い物の先端を45度に見上げる範囲は安全である。正解
    一般には安全といわれている。ただし、高いものの高さが、30m?以上あるような場合は、そうとはいえなくなる。
  7. 高い建物等に落雷がある時、それは必ず先端からである。間違い
    高い構造物等の先端に落雷しやすいが、途中に落雷することもある。
  8. 高い樹木の下は安全。間違い
    木に近すぎるとかえって危険、幹、枝や葉からも最低2m以上離れること。
 
 
 
 
 

雷を知る基礎知識

 

1. 雷とは何か?

2. 雷の発生条件

3. 雷の種類

4. 夏季雷と冬季雷

 

5. 雷雲の構造

6. 雷の発生状況

●7. 雷から身を守るために

8. 雷の規模と被害(送電線)

 
 

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