落雷観測ネットワークシステム

落雷位置標定システム(LLS)ページ印刷

LLS(Lightning Location System)とは

落雷の位置や雷電流の大きさを高精度でリアルタイムに観測できる、世界で唯一の落雷観測ネットワークシステムです。

複数の落雷観測センサーと1台の中央処理装置から構成され、落雷時に発生するLF帯の電磁波をセンサーが捕捉し、中央装置に伝送します。

中央装置はセンサーから送られたデータを演算・解析し、リアルタイムに落雷位置を標定、同時に落雷の時刻、雷電流の大きさ、雷電流の極性などを算出します。

高機能、高精度捕捉システム

LLSの構成製品

最新のLLSでは、標定精度(算出された落雷地点と実際の落雷地点の誤差)は250m~500m、捕捉率は90%以上、GPSを搭載したネットワークの同期制度は±100ns、と極めて高性能であることから、電力会社の送電線への落雷監視や保守巡視など、実際のフィールドで幅広く活用されています。落雷だけでなく雲放電(雷雲中の放電現象)を捕捉する機能(VHF帯捕捉センサー)を付加したシステムも開発され、落雷に至るメカニズムがより大規模に観測可能となりました。雲放電捕捉機能を備えたLLSは、日本海に特有の冬季雷の観測において特に優位性を発揮します。

LLSの落雷観測機能

落雷地点を算出

中央処理装置は、複数の落雷観測センサーから送られる落雷方位および検出時刻データをリアルタイムに演算し、落雷地点を算出します。

落雷位置標定原理

落雷位置は、各センサーによる落雷方位と検出時刻の誤差を最小とする最適化計算手法を用いて算出します。

LLSの落雷解析機能

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