OM-7LC型低光度航空障害灯「SA-OM7LC-1」を開発しました

開発

サンコーシヤは、OM-7LC型低光度航空障害灯「SA-OM7LC-1」を開発しました。

OM-7LC型はビル等建物に設置される低光度航空障害灯です。60m以上150m未満のビル等建物であればOM-7LC型の設置のみで運用可能です。また、平成15年12月に実施された航空障害灯設置基準緩和により、150m以上のビル等建物に対しても従来義務付けられていた中光度赤色航空障害灯の一部をOM-7LC型に代替することが可能となりました。これにより、ビルに設置される航空障害灯としてOM-7LC型が採用されているケースが増えております。

今回当社で開発した「SA-OM7LC-1」はOM-7LC型として要求される光学性能はもちろんのこと、低消費電力、小型化、軽量化を実現した性能となっております。高層ビル等の市場を対象に、代替や新規での採用を目指します。

SA-OM7LC-1の製品イメージ

概要

OM-7LC型の低光度航空障害灯「SA-OM7LC-1」を開発しました。

SA-OM7LC-1は、OM-7LC型に要求されている光学性能に加えて、低消費電力、小型化、軽量化を実現しております。そのため、省電力化および施行時の負担軽減が望める製品となっております。

  • 灯光は赤色・不動光であり、最高光度は100cd以上。
  • 発光部には赤色LED使用しており低消費電力(14W±25%)を実現しています。
  • アクリルカバーおよびアルミダイキャスト製灯体により軽量化(約2.6kg)を実現しています。
  • サイズは約H256×約Φ194(mm)の小型サイズとなっています。
  • 発光部は特別な工具を必要とせず、容易に交換が可能な構造です。
  • 航空局承認番号:照第299号

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2020/02/14